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「東京タワーには行きたがらない」

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「東京タワーには行きたがらない」

上京した者にとっても、つまり東京にいても「東京」は憧れの地
東京にいるからこそ、都心に出て田舎者扱いされるのが怖いと強く感じてしまう人がいた

日本人にとって東京とは首都であることや経済の中心であること以上に、
いろいろなものを包含する象徴的な存在である
上京しただけで満足してしまい、精進する気持ちを失う者もいれば、
東京の魔物のように大きな口の中に吸い込まれて身動きとれなくなる者もいる

ですが、東京に負けてしまう人の大半は、
「自分の中で東京の存在を必要以上に大きくしてしまっている」ことが原因だ。
東京は怖い所、とは東京での生活を経験した事がない人から聞く事が多い
確かに東京はチャンスが多い代わりに、危険も多い

しかし、何か都合の悪い事が身に降りかかる度に、
全てを東京のせいにするのは、そろそろやめた方がいい
怖がられすぎた東京が、いよいよイジけ始めています

チェック チェック項目
ハチ公前・アルタ前では待ち合わせない
高層ビルを見上げない
東京ディズニーランドは東京にはない
市外局番は23区内のみが「03」である
新宿・銀座はドレスアップしていかねばならない
ブティック入店の前に深呼吸をしない
東京タワーには行きたがらない
地下鉄に乗っても路線図をみつめない

※前回公演「仙丹とエリクサー」の時間軸を行き来するダイナミックなSFドラマとはうって変わった「超日常」の「超等身大」のドラマにご期待下さい。
※1995年に池袋芸術劇場にて上演された同名作品の改訂版の再演です。